グーグルマップは誰でも何でも自由に使えるわけじゃない話

いまやどんなWEBサイトにもアクセスページにはグーグルマップが表示されることが多いですね。
だから「グーグルマップって誰でも自由に使えるんだ!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は規約で禁止されていることもあります。
大抵のホームページに表示されているのは「埋め込み」されているグーグルマップです。
「拡大地図を見る」などクリック(タップ)すると、簡単にグーグルマップにアクセスできる状態ですよね。
そういう風に、「埋め込み」として使用する場合は、グーグルマップを使うことができます。
ただし、「画像」として使う場合は、媒体や目的に応じた利用条件を確認する必要があります。
特に弊社はパンフレットやリーフレット・チラシなどの依頼を受けることが非常に多いのですが、お客様から「地図はホームページと同じでグーグルマップでいいです。その範囲のまま使ってください!」と言われることもあります。
そのまま使えるかどうかは、用途や部数などの条件によります。
Googleの公式ガイドでは、パンフレットやチラシなどで所在地を補助的に案内する用途は、5,000部まで認められています。帰属表示など、ガイドの条件を守る必要があります。
一方、広告の主なビジュアルとして使うなど、認められない用途もあります。Googleマップ、Google Earth、ストリートビューでも条件が異なります。
ホームページでも、埋め込みと画像としての利用では確認すべき条件が異なります。利用前にGoogle公式の地図利用ガイドで、該当する媒体と用途の条件をご確認ください。
無料で誰でも自由にアクセスできるコンテンツがあると、まるで「無料で自由に使えるものなんだ!」と勘違いしてしまいそうですが、細かく利用規約があり、破ると著作権侵害してしまう可能性があります。
もしかしたら「だってあの会社(人)は使っていた!私も使えるはずだ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その会社(人)が条件を満たしているのか、規約違反なのかは外から見ただけでは分からないので、誰かがやっているから良いというのではなく、必ず規約を確認し、ご自分の判断で使うようにしましょう。
あくまで利用はグーグル側に許可されているだけで、自由になんでも使っていいコンテンツではありません。もし明日グーグルが規約を書き換えたら、埋め込みで使うことも不可能になる可能性もあるコンテンツだと意識し、グーグルマップに限らず、普段何気なく利用しているさまざまなコンテンツは、規約に縛られているということを認識することが大切です。
