教育関連のパンフレットの特徴は?

塾や中学校や高校といえば、入塾・入学募集パンフレットや、学校紹介パンフレットなどがあると思います。
今やパンフレットもWEBで見ることができたり、学校に来れない生徒にもアピールしやすい時代になりました。
また、若い世代へのアピールですから、デザインをこだわってSNSで話題になって入学希望者増なんていうこともあるかもしれません。

では、塾や学校などの学生へ向けてのデザインはどのようなイメージがあるのでしょうか?

学生向けのデザインで弊社が連想するワードは「流行」「爽やか」「若々しさ」「信頼感」です。

信頼を連想イメージとして考えているのは、塾にしろ学校にしろ、子供だけの一存では決めることができないことが多いと思います。ですので、親が見て安心して選択していただけるような要素も作っておくことが大切なポイントとなります。


個別学習塾はるのき様
こちらのパンフレットは、個別学習塾の募集パンフレットです。学生らしい爽やかさと、柔らかく優しいイメージを意識してデザインしています。
特に親御さんに安心して子どもを任せられる塾だと思ってもらえるような信頼感と、まずは表紙だけで興味を持って手にとってもらえるような洗練された雰囲気を出しました。
大手学習塾ではなく、少数でカバー力高く学生さんを受け入れている個別学習塾ですので、よりデザインでのイメージ作りが重要となってきます。

大阪国際アカデミー様
こちらのパンフレットは、日本語を学びたい外国の方のための日本語学校のパンフレットになります。
外国の方々向けに、通常の学校パンフレットとは少し毛色が違い、いわゆる「日本らしい」イメージの表紙デザインになっています。
本文に関しては、一般的な学校案内パンフレットと同じように爽やかなイメージと、信頼感が出るような少し堅めのデザインに仕上げています。

こちらは、日本語に加えて英語や韓国語やインドネシア語など、言語展開があるボリュームのあるパンフレットでした。

大阪VIPカジノディーラースクール様
こちらは、カジノのディーラーを養成するという少し特殊なスクールの学生募集パンフレットです。
カジノらしさを出すために赤と黒をベースに、シンプルなデザインにしました。
エンターテイメントの側面が強いカジノですが、ディーラーを育成するための真面目なスクールのため、楽しそうなイメージよりは、真面目な印象と、興味を持ってもらえるようおしゃれなデザインに仕上げました。

学習塾様
こちらは学習塾の折り込み広告です。
爽やかでフレッシュなイメージと、合格を連想させる春の桜の画像を使用し、明るく前向きなイメージの広告に仕上げました。
未来の自分と重ね、目標・成功を想像しやすいようなデザインになっています。

まとめ

変化球の多い教育関連のパンフレット・チラシの例でしたが、基本的には信頼感を重視し、そこに受け取る人へ向けての要素を追加していくという形でデザインを仕上げています。
興味を持つ人、届ける人の年齢層や性別などを考えると、方向性が決まってきます。
最近は、特に学生向け入学案内パンフレットのデザインもさまざまな方法で、華やかなものが増えています。
かと思えば、昔ながらの真面目で歴史のあるような堅い印象のものもあります。より、表現の幅が広がり、発信する側も受け取る側も表現を選べるようになってきました。

どういった方向性で発信するのか、正しくブランディングしていくことが重要になってきています。

届ける方向・届け方を誤らないよう、自校とより真剣に向き合うことが大切です。