デザインの制作依頼をスムーズにする方法

こちらの記事をご覧の方は、デザインの制作依頼をしようと考えている方なのではないかと思います。

会社案内パンフレットやちらし、冊子やカタログなど何かをデザイナーに依頼を使用と思ったとき、一体どういう情報を先に整理しておけばいいのでしょうか?

スムーズに依頼が進むための情報を一つずつ解説していきますので、デザイン制作依頼のご予定のある方はぜひ一度目を通してみてください。

もちろんちょっと見積もりだけみてみたい、という場合でもこういった情報があると、より正確な見積もりをデザイン会社も算出することができますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.サイズ・ページ数

デザイン費を出す際の一番ベースの部分です。これがないと、概算も何もわからないので、ざっくりとした価格感すらも出すことができません。最低限この情報は伝えるようにしましょう。
最近はカラーで作成することが一般的ですが、念のためカラーかモノクロか、多色刷りなのかもお教えください。

サイズはA4サイズが一般的ですが、ページ数は掲載したい情報によります。

必ず見積もり依頼の際は、サイズ・ページ数を伝えるようにしましょう。
もし、作成したことがなく、最適なページ数がわからないという場合はコラムのラフ例https://gradeza.net/wp/post-93/
で4ページ〜8ページの会社案内の見本のページレイアウトラフを掲載していますので、参考にしてみてください。

2.部数

これは、印刷をする際のベースの部分です。

サイズ・ページ数と同じく、こちらもお教えいただかないと費用を出すことができません。

デザインのみでも受け付けている会社であれば、ここは必要ではありませんが、グラデザでは必要になりますので、お問い合わせの際は、だいたいでも良いので部数をお教えください。

もし記載がない場合は必ずご確認のご連絡をしていますので、「連絡がくるのはめんどくさいな…」と思う方は必ず記載するようにしましょう。

なお、弊社では印刷部数100部以下も承っていますが、100部と大きく変わることはありません。

基本的には多く刷った方がお得な価格設定になっていますので、いずれ使い切ったときに増刷する予定であるのであれば、最初から多めに刷っておく方が金額的にはおすすめです。

3.会社案内に載せたい情報のデータがあるかどうか

たとえば自社ロゴデータであったり、掲載する予定の社長の写真データであったり、理念やごあいさつなどの文字データがあるかどうかです。

・ワードやパワーポイントのデータで文字情報がある場合
・手書きの原稿もしくはプリントしたものしかない場合
・なにも決まっておらず、デザイナーに原稿も全て作って欲しい

という場合で価格が変わってきます。

特に全ておまかせで、コンセプト案や写真撮影も全てやってほしいという場合は、価格がかなり上がってきますので、会社案内パンフレットの作成のために経費を潤沢に割くことができる企業様にだけおすすめします。
(参考としては、デザイン費だけで3桁いっても大丈夫!いいものを作るためには出費は惜しまないという企業様だけ)

4.デザインラフの有無

コラムのページでも解説していますが、
https://gradeza.net/wp/post-93/
こういったラフがあるかどうかで、デザイン費・制作期間はかなり変わります。

ラフまで用意している場合、格安デザインサービスなどが利用でき、安価で作ることができる場合が多いです。

グラデザでもラフのご協力をお願いしています。

「格安でパンフレットが作ることができる」と謳っているサイトのうちのいくつかは、このラフがないと表示価格よりも高くなります。
小さな文字で、そういったことを書いていますので、もしグラデザ以外の格安サイトを検討している場合は、そういった部分もチェックしてみるといいでしょう。

5.デザインのイメージ

お客様の自社会社案内に対するご希望のイメージです。これは、お客様とデザイナー側の認識のミスマッチを防ぐための情報になります。

例として
・この色を使って欲しい(コーポレートカラー等)
・男性向け/女性向け/子供向け/高齢者向けにしてほしい
・爽やか/かっこいい/可愛い/優しい雰囲気にしてほしい
・写真メインにしてほしい/イラストメインにしてほしい/シンプルに文字のみでデザインしてほしい
などの情報があると、デザイナーは作成する際にお客様の希望に沿える確率が高くなります。

「もっと女性向けなデザインにして欲しかったのに…」とか「もっと斬新にしてほしかったのに…」等、最初に希望をお教えいただかないと、このようなミスマッチが起きる可能性があります。

例えば他社様の会社案内で好きなデザインがあるとか、別業界でもこういうデザインが好きとかいうものがあれば、お教えいただけるととてもスムーズにデザインは進みます。

6.前回印刷物の有無

前回印刷物というのは、過去作成したことのある会社案内やパンフレットです。

例えばお客様のご要望が「前回からガラッと変えたい!」という場合だったり、「前回と同じような感じで」だったりする場合は必ず必要になりますが、そうでない場合でも、一体どういった内容を掲載していたのか、紙の種類や厚さ、加工の有無などを見るために、あれば作成がしやすいという要素になりますので、グラデザでは有無を確認をさせていただいています。

制作の際の指針になりますので、パンフレットに限らずチラシやリーフレットでも、社内印刷物があれば見せていただけるととても参考になりますので、ご協力お願いします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
これは、弊社がお見積もりの依頼があったお客様に、ご連絡するときお伺いしている情報になります。
もし、連絡がくる前に情報を準備しておきたいという場合は、以上の6項目をおさえておいてくださいね。

もしわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせフォームよりご質問ください!