士業の会社案内パンフレットのデザインの特徴は?

司法書士や税理士、社会保険労務士など士業は人気の職業ですが、そんな士業の会社案内の特徴とはどんなものでしょうか?どういったデザインのパンフレットが向いているのでしょうか?

士業という会社案内パンフレットで、弊社が想像するキーワードは、「知的」「堅実」「真面目」「誠実さ」です。

おそらく、このイメージは一般的にも多くの方が士業という職業を思い描いたときに想像するイメージと近いのではないかと思います。
ものを売る会社とは違い、知識や経験を売るのが士業の主な仕事だと世間的には認識されていると弊社は解釈しています。特に重要書類やお金が関わる会社の根幹の部分に関わる職業が多いです。

ですので、デザインにはインパクトや斬新さ、新しさではなく、誠実さや、経験・実績の豊富さをアピールすべき職種だと思います。

弊社でもいくつか士業の会社様からご依頼をいただいておりますので、デザインに関して、どういったポイントで作成しているのか解説をしていきます。

IPOC様
青とグレーというビジネスシーンらしい色合いのデザインです。こちらはブルーを基調に、ビジネスライクなデザインにしてほしいと要望がありましたので、ブルーと相性のよいグレーを加えることにより、スタイリッシュな印象を与えるカラーになっています。
直線は「真面目」な印象があります。また、交差する2つのラインの重なった部分を透ける表現にすることにより、青のラインから透明感という印象を与えます。透明であることは「誠実」を表現しています。
これらを総合して、真面目で誠実であり、スタイリッシュな印象の会社案内であると手に取った人に印象付けることができます。

彌榮会計社様
こちらは、「社会福祉法人様がメインクライアント」という部分から、ビジネス的というより優しさや温かみのあるイメージを優先しています。
ロゴの色や、社会福祉法人のイメージから、メインの色味はグリーンで作成しています。緑が優しさや調和の印象を与えています。
全体的に曲線を多様しているのは、曲線が優しく柔らかな対応をしてくれそうな印象を与えるためで、さらに中央のラインから二つの曲線の束が出てることにより、企業の繋がりや人と人との繋がりのイメージを与えています。

林事務所様
弊社が提案した案に対して、お客様より「ここをこうしてほしい」という要望があり、このデザインでの完成となりました。
林事務所様のロゴカラーは赤ですが、落ち着いた印象を出したかったため、赤とも相性の良い紺色をメインイメージカラーとして採用しました。
紺ベタ帯を要所要所で使用することにより、どっしりと構えた重厚さが出ますし、真面目な印象も与えます。実績もたくさんありましたので、この重厚な色合いがより信頼感を与える一因になっています。

まとめ

士業で開業したとき、WEBでの集客や知り合いからの口コミでお客様を集めることもありますが、やはりお問い合わせがあったとき、あると便利なのが会社案内パンフレットだと思います。
問い合わせいただいたお客様に、名刺に加えて自己紹介になるようなパンフレットがあると信頼感が増しますよね。
そんなとき、どういう方向性でパンフレットを作成すべきか、じっくり考えてみてください。
もし、ご自分では迷ったりわからなかったり…という場合はぜひグラデザにご相談ください。