会社案内に適したサイズやページ数が分からない方へ

起業したとき、しようと思った時、既存の会社案内を見直そうと思ったとき、どんな会社案内を想定しますか?
せっかく作るのだからこだわりたい!という方もいらっしゃれば、なんでもいいから会社案内を作りたいという方もいらっしゃることかと思います。
「詳しくは分からないからとりあえずオーソドックスなものを教えてよ」って思う方に向けて一般的な会社案内についてざっとまとめてみます。

1. 会社案内に適したサイズはA4です!

会社案内やパンフレットで最も多いサイズがA4(W210mm×H297mm)サイズです。
まず間違いないので、もし迷ったらA4サイズで作成することがおすすめです。
一番流通しているサイズなので、印刷費も安く済む場合が多いです。
もし、印刷や形にこだわる場合は、A4サイズ内で型抜きをしたり高めの特殊紙を使用したり、表面加工をするのがおすすめです。
A4サイズから変えたいという場合は、B5サイズや、A5サイズ、正方形や変形サイズなど、小さくすると可愛らしさが増して、特に女性向け・子供向けコンテンツの会社では適する場合が多いです。
逆にA4サイズより大きくするのはおすすめしません。A4サイズより大きいと、そのままではカバンに入らなかったり、クリアファイルからはみ出てしまって折れてしまったり、扱いに困る場合がほとんどです。こだわる場合でも、持ち帰る人の気持ちも考えて作成するのが良いでしょう。

2. 会社案内は4ページから作成できます!

会社案内のページ数は基本的に自由ですが、最低4ページ掲載するものがあれば作成することができます。
もちろん、掲載する内容が多ければ、4の倍数で増やすことができます。(6ページでも作ることができますが、6以外は4の単位になります)
何ページにするかは、自社の掲載内容について整理してから最終的には決めましょう。ただ、4ページ分の材料さえあれば作ることができるということは覚えておくといいと思います。表紙はイメージ・裏表紙は住所などの問い合わせ先、と考えると、最低A4サイズ2枚分の情報量さえあれば作ることができます。
ただ、掲載する量が少ないからといって、ペラ(A4サイズ1枚のチラシ)にするのはあまりお勧めしません。どうしてもチラシ1枚だと安っぽく見えてしまったり、紙・印刷・デザインにこだわらないとお客様にずっと保管してもらえるのは難しくなってしまいます。
そこまで紙や印刷・デザインにこだわるのであれば、4ページにしてしまった方が逆に安くつきます。

3. デザインは自分の好みではなくお客様の好みに!

デザインについては、もしあなたがデザイナーやクリエイターでないのであれば、あまりよく分からないことが多いかと思います。
デザイナーに全て任せるつもりでも、かならず「誰に向けての会社案内か」を明確にしておきましょう。
男性向けか女性向けかでもデザインは大きく変わります。
具体的に自社の会社案内を渡す相手を想像して、デザイナーにそれを伝えることが重要です。

4. 掲載内容はお客様にプレゼンするような気持ちで決めましょう!

会社案内を作ろうと思っても、そもそもなにを載せていいか分からないということもあります。
まずは、3番のように、会社案内を作ったあとに配りたいのは一体誰なのかを考えてみましょう。
自社サービスを売りたいのか、ものを売りたいのか、学生を採用したい採用案内なのか…ターゲットによって響く内容は違います。会社から、受け取る人へ伝えたいことをまず考えてみましょう。
ものを売りたいなら、「なぜそれを作ろうと思ったのか」サービスであれば「サービスを届けたいと思った経緯」「サービスがどんな利点があるのか」採用であれば「どんな会社なのか、どんな人に働いて欲しいか」など、1対1で伝えるくらいの気持ちで考えてみるのをおすすめします。
真剣に考えた会社案内は、きっと素敵なものに仕上がります。

ざっくりと大まかに会社案内の基本を説明しましたが、もし「ここが分からないよ」「もっと詳しく教えてほしい」などあればお気軽にお問い合わせくださいね。